雄勝中学校をご支援いただいた皆様へ
前雄勝中学校校長 佐藤淳一
あの3月11日から1年以上の月日が流れました。津波によって何もかも流
されてしまった雄中生、そしてそれを支え続けた教職員と駆け抜けた1年余で
した。
山への避難、仮職員室の設置、間借り校での学校再開、そして前へ前へと歩
いてきた日々でした。あの惨状から雄勝中学校が歩き出せたのも多くの方々の
心温まる継続的なご支援があったからこそです。学習用品、服、食事、義援
金、ホームステイなど物心両面に渡って本当に苦しいときに手を差し伸べてい
ただきました。心から感謝申し上げます。ご支援いただいたことに関しまして
は、できるだけホームページに掲載し少しでも感謝の意を伝えようとして参り
ましたが、まだまだ不十分であったことをこの場をお借りしてお詫び申し上げ
ます。
また、多く寄せられました義援金につきましては「雄勝中学校たくましく生
きよ基金」として、これまで、運動着やウインドブレーカー、部活用品など生
徒の様々な活動資金や物品等の購入に使わせていただきました。今後も、仮設
住宅での暮らしを強いられる多くの保護者の負担軽減を図るために、義援金の
有効活用を継続していくよう引き継ぎました。どうかご理解のほどをお願いい
たします。
間借りでの学校生活が2年目に入り,何かと制約を受ける中で、雄中生は校
訓「たくましく生きよ。」のとおり、元気に明るく毎日を送っているとのこと
です。しかし、まだまだ皆様の支えが必要です。今後とも皆様の変わらぬご支
援を心からお願い申し上げます。
私事ですが4月に仙台市教育センターに異動いたしました。この一年、多く
の方と出会い、ご支援、ご教示いただいたことへの感謝の気持ちは言葉では言
いつくせません。
これからは皆様からいただいた数々のご支援を決して忘れることなく、そし
て雄勝中生徒に恥じぬよう「たくましく」歩んでまいる所存です。今までとは
違う立場となりますが、今後とも変わらぬ思いで雄勝中学校を応援していくつ
もりです。
最後になりますが、あの狭い視聴覚準備室の校長室で出会った多くの皆様、
関わっていただいた皆様、ご支援いただいた皆様、心から感謝申し上げます
「ありがとうございました」
平成24年4月吉日