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復活オーディオ

マルチアンプ化
6B4G・一台で駆動していたスピーカーはGIC方式チャンデバの導入と、友人とYAPさんからパワーアンプを借りる事により
3Wayでマルチアンプ駆動が可能になりました。各機器の調整をして行きます。

手前からYAPさんのMOS FET/A級20W、中間
がWE349Aです。いつまでも借りておく訳にも
行かないので、次作パワーアンプの製作を考
えなければなりません。

全体的に定位が今一つなのでデジタル角度計を使い、床を0°基準にするとウーハーボックスは
91°、ホーンが97°、ツィーターは91.4°で現状では纏まりと定位が良く感じられますが、まだ
納得できる音ではありません。

シングルアンプ駆動では中域がうまく繋がらず、購入から1年10ヶ月
近く押入れの中で眠っていた375をカールホーンに取付けました。

YAPさんが機材を持ち込んで部屋の周波数特性を測定してくれました。
特性自体は悪くないとの事ですが、ユニットが現在の位置から理想的には
ウーハーが50cm前、ツィーターは2m後ろだそうです。カーホーンは音道長
が約2mなので、やはり振動板の前後位置を合わせるのがベストなようです。

音が纏まってくると確かに高域が前に出過ぎている感じに聴こえるので
075の取付台を作った時に予め作っておいたショートのスライドアームに
交換してSH1800を外し、300mm程後ろへ取付けました。音の方は逆に
引っ込み過ぎた感じもしますが、この辺の前後位相調整は微妙なので
ぼちぼちやって行きます。
ここまでの調整でさすがにシングルアンプ駆動では得られなかった音が
出始めました。既に前システムを越えている音があり、GICチャンデバに
よる音の鮮度感は特筆ものです。逆にまだ出ていない音もありますが、
これは今後の調整とアンプ次第かも知れません。

現状での問題はウーハー位置が高いようで、前倒しに角度を付けて調整
しましたが、それでも中高域に低音が被り気味です。
GICチャンデバの音を聴くまでは、前システムと同じようにトランスを使って
マルチ駆動する予定だったので、ユニット群を出来るだけ耳の高さに合わ
せる為のウーハー位置でした。いずれこの箱は横倒しにして、間にミッド
バス用の箱を入れるつもりなので、そうすればこの被りは収まると思います。
このボックスを造っていた時、当時は見えない部分なので、省こうと思って
いた底板の仕上げですが、将来的に横倒し使用も考えられるかも知れな
いと思い、インシュレーター用のえぐりを入れた部分まで突板で仕上げまし
たが、早くも現実になってきました。

2016/5/29
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スーパーツィーター追加
前システムから超高域を僅かに追加するだけで全体の空気感が変わるのは分かっていた事ですが、スーパーツィーターの設置場所に
制約があって定位が悪くなった経験から、カールホーン内に同軸上で配置できるように台を造り、前からいろいろと試してましたが、これ
までうまく繋がりませんでした。今回のマルチ駆動化に伴い、YL・SH1800とYAMAHA・JA0506両方試して見ます。
かつて名機と言われ現在の中古市場でも定価以下では出回らないJA0506ですが、台を製作しないと取付けられませんのでカリンの
端材を利用して造りました。高域用アンプから分岐し、0.05μF〜0.15μFの間で試して見た所、0.1μF以上だと075と被る部分があります。
調整を重ねてSH1800、JA0506共に0.05μFで繋ぎました。どちらの音も綺麗に済んだ高域が付加されて良い感じです。迷いましたが、
SH1800を使用する事にしました。
問題点が一点出て来ました。上下のユニットの振動板位置を合わせる角度調整・固定兼用の円弧状の長穴の距離が足りず、一杯にしても
SH1800が075より20mmほど後退してしまいます。上に取付けたユニットが前後に50mm程動くように造ってあったのですが、元々はホーン
開口部付近での調整しか考えて無く、最奥取付けの場合はホーンの音が阻害されてしまうのでスーパーツィーターは無理だろうと思っていま
した。実際に聴いて見ると確かに中域の伸びが悪くなったように感じられたものの、想像していた程ではありませんし、スーパーツィーター
追加のメリットの方が遥かに高いです。追加工して長穴を延長し、更に30mm前後の調整幅を持たせました。
取付台をホーンに仮固定してユニットの振動板上下が合うように調整してから取付けます。ユニットの傾き角は075が93°SH1800が93.5°
ですが、この0.5°の差ははっきりと聴感上で現れますし、試聴していた時と違い振動板上下位置も合わせた為か、より定位感が向上しました。

上の方で高域が引っ込み過ぎた感じもすると書きましたが、一時的なもので慣れてくるとやはり前に出過ぎて聴こえます。幸いスーパーツィー
ターの追加で高域のボリュームを絞れるので、その差は前ほどではありませんが、ウーハーとツィーターの前後差2.5mは如何ともし難く、2.5m
のホーンを造ってツィーターとドライバーをY字型のスロートアダプターで取付けられないかと考えています。そのうちにカールホーンへ075を取
付けて、どの程度高域が減衰するのか、音質的な影響もどれ程なのか実験して見ます。
2016/6/12
ウーハーボックス用の台を新たに造りました。板
厚は46mmで二段構造にして高さを調整します。
2016/6/22
ウーハーボックス横設置
中高域への低域の被りを解消させるためにウーハーボックスを横にして、将来的に製作する予定のミッドバス用の箱の高さを想定して
ホーン用の台を造り、間に挟んで調整して見ました。
ホーン用の台は400mmの高さで支柱を斜め
配置にして捻じれと横方向の強度を確保します。
ホーンを下したのでドライバーを外し、075を鳴ら
して見ました。え?と思うほど高域は減衰してい
ません。前に10cmフルレンジを鳴らした時はか
なり減衰したのですが? しかし、さすがに繊細
な音は消えてしまいます。
総重量130kgを超えるスピーカーの調整は中々の重労働です。
横移動はまだしも、高さの調整時は万一手足を挟まれでもしたら骨折
しかねませんので、慎重に行いました。ウーハーユニット位置がこれま
でに経験した事が無いほど床面に近くなるので、低域が増強されるか
と思い、製作した台を最初に二段の92mmで試聴したら、逆に不足気
味なので一段の46mmにしました。
取りあえず設置が終わって見ると・・・何か変態的な配置ですね(笑)
私的には納得出来ないものがありますが止むを得ません。ミッドバス
の箱が加われば少しは良くなるかも知れませんので、その時まで我
慢です。

ユニット同士がかなり離れてしまったのと、現状ではウーハーに800Hz
まで受け持たせているためか、音像がうまく合わずに調整には少々手
こずりましたが、中高域への被りもかなり解消されて、前システムと合
わせて、これまでで最良と断言出来る音になりました。ボーカルは私が
目指す「口」の大きさへあと一歩と言う所まで来ています。GICチャンデ
バ無しでこの音を出すのは恐らく不可能だった事でしょう。

震災から5年3ヶ月・・・・・前システムの音を超えました。
MCヘッドアンプ組立
YAPさんから戴いたMCヘッドアンプ基板をタカチ
のシャーシへ組付けました。正負15V電源を新た
に製作して、プリアンプの電源部の空きスペース
へ取付け、コネクターケーブルでヘッドアンプへ
電源を供給します。電源スイッチは注文生産品で
まだ届かないので、とりあえず直結にして使って
見ました。
これまでヘッドアンプはフラットバランスで、高イン
ピーダンスカートリッジに向き、トランスはピラミッド
バランスで低インピーダンスカートリッジが良いと
思っていましたが、このヘッドアンプは低インピー
ダンスのMUSA・Uでも音が曇ったりせず、シンバ
ルや鈴の音がトランスよりも綺麗に伸びます。
反面、サックスはトランスの方に分があるようです
が、まだ音の出し始めなので、これからエージング
が進むのが楽しみです。良い基盤を戴きました。
2016/7/5
微妙な傾き角
ツィーターの傾き角は,現状で075が94°SH1800を94.5°で聴いてい
ます。この角度で聴くとリスニング位置の正面(座っている顔の高さ)
でボーカルが定位しますが、これを僅か0.5°上に傾けて腰を100mm
程浮かすとスピーカーの間に人が立ったような定位が現れます。
そこには正に私が求めていた理想的な口の大きさのボーカルがあり
ました。今後はリスニング位置の正確な高さを割り出してリスニング
チェアを改造したいと考えていますが、僅かに0.5°の角度の微妙さと
絶妙な音は新たな発見でした。
2017/1/3
奇跡
JBL D131 16Ω シリアル連番の新品ユニットが手に入りました。奇跡です。
シリアル番号は2万番台なので、おそらく1960年代前後の半世紀以上も
前のユニットかと思われます。フィクスドエッジのコーン紙は指で弾くと非常
に乾いた軽い音が出ます。ミッドバスのユニットは10inか、あるいは12inの
方が良いのか?箱の構造は?と常に頭の隅にあったのですが、このユニ
ットがミッドバスとしてどういうふうに上下に繋がるか?不安でもありますが
期待は大きいです。
愛聴盤
雑記

@

@

A

リスニングチェア改造
大きくリクライニングして寛ぐには快適なソファですが、リスニング用
だと不満な点が二点ありました。まず、ヘッドレストが座った状態で@
の高さに耳が来ます。耳の真後ろに反射物があるので、常に何とか
したいと考えていました。
次にシート部Aは奥に傾斜し過ぎていて、腰と腿の裏側に負担が掛り
ます。この二点を理想の定位が現れた位置で聴くために改造する事に
しました。シート位置の傾きを浅くして高さをを100mm上げ、次にヘッド
レスト部を100mm下げます。
2017/1/11
分解してフレームを切断、溶接して組立てました。ヘッドレストの高さ、
シートの傾きと高さが変わっているのが分かると思います。更に背中が
当る部分にクッションを追加してホールド性を高め、長時間座っていて
も疲れないようにしました。
早速これで聴いて見たところ・・・あれ?確かに定位は向上しましたが
「理想の定位」は改造前と同じように、再び腰を100mm程浮かせないと
出て来ません。これは一体・・・?各スピーカーの上下左右の角度、壁か
らの離隔は散々調整して現在の位置になったので、残るはリスニング高
さだけと思っていたんですが、単純にはいかないようです。ホーンから
上を更に調整し直して「理想の定位」には届かなかったものの、改造前
よりだいぶ定位感は向上しました。時間を見て更に調整して行くつもり
です。
切断
溶接
仮組
高さ調整台
高さ調整
前後位相調整

しばらく聴いていると、中低域から上が引っ込んでいるように感じだしたので前後位相を調整
して見ました。ミッドバスから上は重量73kg、インシュレーターにはシリコンを塗ってあるとは
言え、これを人力のみで前後に動かすのはなかなか大変で、接触面の抵抗の関係で低域
エンクロージャーごと動かした方がはるかに楽です。

@ 現状でウーハーからD131まで500mm、ホーン開口部まで450mmオフセットしてあります。
A 上記の状態からミッドバスとホーンを100mm前に出す → 高・中・中低域が前に出過ぎ
B Aの状態からミッドバスを30mm下げ ホーンを70mm下げる → 中域が引っ込み中低域
  がやや出過ぎ
C Bの状態からミッドバスを更に30mm下げる → 中域変わらず、中低域やや良好
D Cの状態からホーンを30mm前に出す → 全体的にほぼ良好

更に微調整を重ね、最終的にウーハーからD131を480mm、ホーン開口部まで440mm、ツィ
ーターの角度も1°ずつ調整し直して075を92°、SH1800は92.5 ° になりました。苦労して
調整した割には初期の状態から大きく動いていませんが、良い感じにまとまってきたと思い
ます。今後も違和感を感じたら微調整は続けて行きます。
この調整で奥行き感、立体感がだいぶ改善され、アナログ盤と比べて薄っぺらで平面的と
感じて圧倒的に再生回数が少なかったCDですら奥行き感が出て、まともに聴けるようになり
ました。更に試聴と調整を繰り返している内に、高域はこれまで不可欠だったスーパーツィー
ターが不要になるほど音の出方が変わり、075のみで十分に高域が補えるようになったので
現在、SH1800は繋いでいません。リスニング高さを変えると出ていたあの理想の定位が、
いつの頃からか出なくなってしまっていたのが再び現れ始めました。ボーカルはまだ満足の
行く輪郭ではありませんので、ここからどういう風に追い込んで行くかが今後の課題です。
2017/6/26
現在の各ユニットの前後位置図です。ユニット、離隔距離共に実寸縮尺なので
視覚的にも分かり易いかと思います。
面白半分で造ったカールホーン(製作でえらい目に)のホーン長のお陰で高域
以外は物理的に前後位相を合わせられます。頭では理解していたつもりでも、
実際に測定して見るとメーター単位での調整が必要になるとは、当時は全く
考えていませんでした。理想を言えば075を375の近くへ設置出来れば良いの
でしょうけど、物理的に合わせるとなると大きな部屋が必要になりますし、電気
的に遅らせる方法は取りたく無いので止むを得ません。

カールホーンは完成から今年でちょうど10年目となりました。
十年ひと昔と言いますが、早いもので昨日の事のようでもあり、遠い昔の事の
ようでもあります。今造ればまた違った意匠になると思いますが、二度と造りた
くありません(笑) 10年を一区切りと考えると、当時からすれば現在は考えても
いなかった事をやっているのではと思います。
タイムアライメント(前後位相)理論の怪

9/23に栃木から3名、神奈川から2名、計5名の方が拙宅を訪ねて下さいました。
ストレートホーンを自作される方、ハーツフィールドをお使いの方、YLやGOTOのホーンシステムを
構築されている方、某TV局の副局長をされている方など、私としては大汗ものの、そうそうたる方々
でしたが、そこは同じ同好の士として大いに楽しめる一日でした。
わざわざ機材やホーン、ドライバーまで持参されて私のシステムを測定して戴いたのですが、左の
画像をご覧下さい。モニター左上の中心部の赤い塊が高域(075)、その右側の大きい塊が中域(375)
です。上の前後位置図通り見事にずれていますが、これを持参戴いたホーンドライバーに接続して
モニターで中高域を合うように前後位置をずらすと、当然の事ながら075とドライバーの振動板位置が
同じ位置になりました。更にこのタイムアライメント調整を数多くされてきた方の話によるとユニットの
前後位置は低域から高域まで全て揃えた方が良いとの事です。その昔は「ユニットを揃える」、最近
になって「低域は遅れるから前に出す」、私は後者の方でこれまでやって来ましたし、音的にも立体感
が以前よりも格段に増しているので、これで良いと思っていましたが、測定して戴いた通りだとすると、
堂々巡りして前の理論に戻り・・・・・ 075と375の前後位置のズレは私もジレンマを感じていました。
つまりカールホーンを外し、ショートタイプのホーンに替えてミッドバスも前に出し、振動板位置を合わせ
て見ると言う選択肢が出てきました。カールホーンの完成と私自身は満足していた音から、もう二度と
ホーンを造る事は無いだろうと思っていましたが、新たなホーンを考えなければならいようです。
・・・油汗が・・・

2017/9/24